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たまにはまじめな記事も書きましょうね。 今回は「声の出し方」という、結構重たいテーマです。 いつも考えているのは「上手い」と「下手」の違いは何かということ。 色んな要素がありすぎて、一言では言えないのですが、やはり 「スムースに声が出る」ことは間違いなく重要だと思います。 人それぞれ、持って生まれた声は違います。 そして誰しも自分の声に自信などあるはずがありません。 儂も元々は大きい声でも良い声でもありませんが、今までの稽古の中で、 色々と試行錯誤しながら少しずつ喉を鍛錬してきたつもりです。 その軌跡を書いてみました。これが全てではなく、他にも色々な寄り道が あると思いますが、皆さんの、何かのご参考になれば幸いです。 ---------------------------------------- 【#0始め】習い始め(声が出ない=喉ができていない) ↓ └>師匠に「もっと大きな声で」と怒られる └>とにかく大声でがむしゃらに唄ってみる ↓ ┌だんだ声を出すのに慣れてくる(鍛錬) ↓ 【#1段階】少しずつ大きな声で唄えるようになる(1年後) ↓(以前より声が出ると、楽しくなるのよね^^) ↓ 【#2段階】さらに、咽を開けて声を出してみる(2年後) ↓(※後期の山口百恵がお手本。うがいする時のように喉を開ける) ↓(しばらくこの状態が続く) ↓ 【#3段階】喉を絞ってみる(色々試してみる) ↓ └>さらに民謡風にしたいと試行錯誤 ※沖縄の民謡歌手は甲高い声をしている(ex上原正吉、他多数) └>喉を絞ってみる └>喉の絞り具合を色々変えて試してみる ↓ なんか違う。作りすぎた感じ。 あれはその人の地声であって、わざと喉を締めているのではない! ↓ 【#4段階】無理に締めるのは止めて、ストレートに唄う ↓(これが自分の声)無理に作る必要はないじゃないか! ↓(その頃、店に良く来て頂いたお客様に、声がきれいと褒められる) ↓ └>でももっと「情け」を入れてみたい └>「情けない」唄い方の方が「情け」が入るのでは? └>わざとヨレヨレに声を震わせてみる ↓ ※時には誠小さんのダミ声を真似してみたり… ↓ しばらくこれが続いた後「やっぱり何かが違う」という疑い… ↓ ┌あらためて色んな人の唄を改めて聞いてみた ↓ ※お手本は唄の上手なお客様(これ結構重要)、照屋寛徳、山内昌春… ↓ 【#5段階】裏声を出す寸前の状態で唄ってみた(目覚め)※1年前より ↓ ↓(喉を開けてヨーデルのひっくり返る寸前状態) └>色々な人がいるが、この声の出し方の人は多い!(再確認) └>高い声が出やすくなる(びっくり!) ↓※特に7から更に上へのサグイが入れやすい ↓ (現在)この状態で高値安定(^人^) ---------------------------------------- さて、うちあたいされた方はおられましたか? 儂が沖縄に習いに行った当時は、多分【#3】の終わり頃かと思います。 沖縄の「一二揚げ」は、本当に男弦と中弦を揚げます。 ちんだみ3の本調子から「一二揚げ」。高くて声が出にくかろうが、 師匠はおかまい無し。それで唄うしかありません。 そんな中で、試行錯誤しながら、やっと辿り着いたのが【#5】です。 出し方を文章で説明するのは本当に難しいですが、現時点で可能な説明は 「ヨーデル(ヨーロレイヒー)の、裏声にひっくり返る寸前の感じのまま唄う」 が、一番解り易い書き方かなと思えます。(ちなみに儂は裏声は出ません) いずれにせよ、持って生まれた声で大丈夫ですから、もっともっと唄い込んで 自分なりの声の出し方を試してみれば、いつもの稽古が、より楽しくなると 思いますし、それと平行して、テクニック(各種の"吟")を身につけていけば 「上等」と言ってもらえる時も近くなるはずー^^ ---------------------------------------- 追伸:島っぽいかそうでないかの違いは発音の差が大きいです。 「ぬ」「てぃ」の発音が悪い人が多すぎます。特に「ぬ」!! 標準語の「なにぬねの」の「ぬ」ではありません。同じ口の形とか同じ発音 ではダメってことです。外国後だと思って、頭と理屈ではなく、民謡のCDを 良く聞いて、こちらも試行錯誤してみてくださいね。要は「聞く」ことが大切!! 追伸2:CDで聞く○eginの「島○ぬ宝」の「ぬ」は違うと思います。すいません。 (※文中、敬称略。先生方呼び捨てですいません)
by gonzodesign
| 2013-02-06 01:19
| 唄三線
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Comments(8)
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おいやん
at 2013-02-06 08:50
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日本語で聞きとって、日本語で歌う人。洋楽の耳で聞きとって、洋楽で歌う人。フォークソングの一定リズムでギター伴奏と称する人。解っていて尺をb♭と言い切る某サダオさん。それをtv見て・・・・・・・
ごめん ぼやきになってきた。 変わってゆく物だとしても、ある意味危機的状況と言えるかも。
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gonzodesign at 2013-02-06 17:53
>おいやんさん
まだ危機的状況ではないと思いますよ(^^) おっしゃる通り「聞く」は、最終的に、その音楽が持っている固有の"もの"と「同化」する事だと思います。 尺についても同様。あれこれ書きませんが、まずはちゃんとB♭やBのツボを押さえて欲しい。一ニ揚げの七も同様。手が届かないなら痛くても関節を広げる。それでもダメなら手を下げてでも、どんな手段を使っても良いから小指を「届かす」しか無いんです。怠けても楽しても「バレないだろう」「許してくれるだろう」と思ってる人は、極論すれば、音楽をやる心構えと資格がないと思います・・・ いかんいかん、年寄りの愚痴はお互い気をつけましょうね(苦笑)
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うえの
at 2013-02-08 01:05
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いつもこちらで勉強させてもらいありがとうございます。
今回も為になる記事でとても参考になります。先生から、喉仏を指差して「うえのさん、ここから声が出てるで。民謡は口の前から出るんや。」と指摘されました。 勘所はまさにそうですよね。私は、先生曰く「老と上はええのに五だけが高くなる」そうです。自分でも気づいてます。目いっぱい人差し指を曲げるんですがまだまだ甘いんですね。
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ごんぞ
at 2013-02-08 13:01
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>うえのさん
「口の前から声が出るんや」が何を言いたいのか良く解りませんが、今までのJセンセとの付き合いから、「まだ声が小さい。喉を絞りすぎずに、まずは身体全体で大きい声を出しなさい」というご指摘かなと推測致します。 まさしく今回の記事で言うと、#1→#2あたりでしょうか。 仲田研で習っていた時は、5~6人でまずは全員が唄い、次に1人ずつ順番にソロを回す、というものですが、何かをふっきれた瞬間から大きい声が出るようになる人が多かったです。そうやって次の段階へ進んでゆくものなので、うえのさんは正しい道筋を進んでいると確信頂いて良いかと(笑)。 ところで声量については書かれていませんが、始めは大声の方が高い音も絞り出しやすいと思いますが、徐々に自分の声で唄えるようになれば、声を絞っても唄えるように、声が「コントロール」出来てきます。焦らなくても大丈夫です。 ツボについては、左手の親指を乳袋にあてるのがコツです。(下記参照) http://chunjun.jp/unchiku/unchiku1.htm では、頑張ってくださいねー!
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ごんぞ
at 2013-02-08 16:11
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追伸)竿は、左手の人差し指の付け根と、頭脳線(生命線?)の出ている間のふくらみの上に置きます。ギターのように、ぐっと竿を握りこまないので、当然親指付け根側にはすき間が出来ます。
そうすると、乳袋に置いた親指の先を支店として、五を押さえるときは、人差し指のみを(出来なければ手のひらごと)少しヘッド側に動かすことが出来ます。これコツです。 【注意】Jセンセには、絶対の絶対に「ごんぞ(本名○○)に聞いた」とは言わないようにして下さい。自分の弟子に、儂ごときが横から口出ししたと思うと色々と面倒なので。(本当は先輩が後輩にアドバイスしただけなんですが、それういうのが嫌な人もいますしね)
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うえの
at 2013-02-08 23:11
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なにからなにまでありがとうございます。
和歌山教室の兄さん姉さんに遅れまいと焦るのは辞めます。 稽古の道程を教えてもらえたことは本当に心強いです。 ごんぞ兄さんのことは言いませんし、これからも教えていただきたいのでよろしくお願いします。
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バル
at 2013-02-12 17:46
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ごんぞさん、初めまして。名古屋で歌と三線を学んでいる者です。
時折載るギターの記事に惹かれて楽しみにしていたのですが、この声についての記事にはまさにズキンと打たれた次第。思わず、コメントしました。 私は、#4を窺いつつも、実体は#3をウロウロしつつ、かと思っていますが、それを乗り越えて見えてくる#5のワールドが見えてくると言うお話になるほどと。 日々の練習の中、俺、ダメじゃん、と凹むむ事も多いのですが、おかげさまで、また一段と頑張ろうという気持ちになっております。ありがとうございました。
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gonzodesign at 2013-02-13 22:28
>バルさん
最近ギターネタが少なくてすみません。 ちなみに、儂が歩んで来た順に番号を付けてみただけなので、順序は人それぞれだと思います。いきなり出来ちゃう人もいるかも知れません。とにかく「色々試してみる」ことを言いたかったので、トライ&エラーしてみてくださいね。自分で考えてやった事はじぇったい無駄にはならないと思うので。 石の上にも○年、そしてさらに○年と重ねていったものが、自分の唄のなれば、それで良いのだと思います。これからも頑張ってくださいね。
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