リンク
カテゴリ
最新のコメント
以前の記事
2024年 01月 2023年 09月 2023年 05月 2023年 04月 2022年 12月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 10月 2021年 09月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 04月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 06月 2018年 04月 2018年 03月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 05月 2017年 03月 2017年 01月 2016年 11月 2016年 08月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
いよいよ人間国宝、島袋正雄先生独演会の当日。
今回は整理券も発行されないとの事で少々早めに大槻能楽堂に向かう。 「濃い顔」の行列を想像しながら、難波の宮の桜を楽しみながら進む。 ん?意外と「薄い」。さすが(?)野村流古典でございます。上品です。 仲田研のMかリン親子、やまちゃん始め、おいやんさんとも遭遇。 予定より早く開場時間となり中へ。舞台の中正面に陣取る。 500名程の客席が徐々に埋まり、空気がムッとする程の満員御礼。 (↑写真はwonder沖縄より引用) 幕開きは関西野村流の先生方による 「かぎゃで風」「ごえん節」「揚作田節」斉唱。 いよっ!みちこちゃん カッコい~! (幕開きといっても「幕」はありませんが・・・) 続いて舞台中央に緋色の毛氈が引かれ、正雄先生が登場。 「独演会」が27回目であることや、曲目と歌詞の意味などをゆったりとした声でお話してくれる。この優しくゆったりとした話り口が、まさしく古典のリズムなのかな、と思う。まずは本調子独唱「仲間節」「仲風節」。 能楽堂なので、PA装置は通常使用しない。 今回もマイクは補足程度。つまり地声です! 「正雄節」独特のネーヰの強さや、掛けや大掛けのまわし方・・・ さすがに年齢(来年トーカチ!)もあり全盛期の張りや艶はないが、 ますます渋く深みのあるお声に皆聞き入っている。 続いては舞踊。古典女踊りから、「かせかけ」「天川」。 なんと地謡の唄三味線は正雄先生一人! 通常は予期せぬ出来事を避ける為、地謡は2名以上で行う。複数で演奏すると声が重なって厚みが増すのだが、今回は全くの1人。 サウンド的にもいつもとは違う。 落ち着いた空気の中、正雄先生の唄だけが聞こえてくる。 ・・・と、この時点で、「まさか一人で最後まで!?」と気が付いた。 声もそうだが、テンションが最後まで持つのだろうかと心配したが、凡人の余計な心配でした。 続いてはまた独唱「仲村渠節」「本赤田花風節」。 普段なら、舞踊の天川あたりで睡魔に完敗してしまうが、今日はそうではない。 音量が小さいので集中して聞くからかもしれない。 (15分間の休憩) 二部は雑踊りから「花風」「獅子舞」。 「花風」は大好きな演目。下出述懐節がまた何ともいえない。 そして今度は二上げ独唱「世渡節」「仲風節」「よしやいなう節」。 さすがに「喉が疲れました」との言葉。 いえいえ、既にここまでに16曲もお謡いになっておられます。 我々がごとき凡人なら既にダウンしてます。参りました。<(_ _;)> 最後は舞踊「高平良萬歳」。 二段腰(ガマク)を堪能して、センスルセンスルヨーセンスル。 休憩を除いて、丸二時間半で20曲! 本当に素晴らしい演奏を聞かせいていただきました。 おいやんさんの「あんな格調の高いセンスル節は初めて」と、 順ちゃんの「古典で居眠りせんかったのは久しぶりやな」の言葉に集約されていたかも。 一つの「芸の極み」というものを体験できたことに感謝します。 ---------- いい気分の中、仲順に行くと、複数のグループ様がご来店+αで超満員。 民謡ですから「祝節」で始まり、出来るだけ舞踊曲を中心に演奏させていただきました。 人が多いと活気が出ます。始めっから踊りだす人もいて、5~6曲連続カチャーシー。 飛び入りも大勢いらっしゃって、楽しく心地よい疲れの一日でした。 ---------- 6月の民謡協会コンクール(最高賞)が終わったら、いよいよ古典に入門したいと思ってます。 そして、今度は野村流関西支部での正雄先生の招聘、心待ちにしております。
by gonzodesign
| 2007-04-09 14:06
| CD/DVD/Live/Books
|
Comments(2)
|
ファン申請 |
||