16年ぶりに歌姫のオリジナルがリリースされた。
詩的なタイトル、そして7曲で65分という長さから、ポップ的なキャッチーさとは無縁の、静かな音楽が聞けるはず、と名作の予感はしていたが、期待以上の素晴らしさだった。
デビュー作にして最高傑作"THE KICK INSIDE"、続く"LIONHEART"に匹敵する世界観。やっとミューズが帰ってきてくれました。
彼女も早や53才。"年寄りは金切声でシャウトなんかしちゃダメ"と悟ったのか(笑)。
今の自分の「素」をありのまま伝えてくれた気がして、それが心に届いたのかと。
今年のマイベストかも。ありがとう。これでしばらくは大丈夫。