今年初めての音源購入。立て続けに3枚ゲットです。
■Punch Brothers「Phosphorescent Blues」
類い稀なるセンスを持ち合わせた超絶ミュージシャン軍団の4作目。「ネオ・ブルーグラス」とのジャンル分けさえ無意味な程のぶっ飛び具合。楽器は伝統的だが、やっている事はオルタナ系のロックバンド。知的で繊細な音の織り交ぜ具合と曲調の展開で、動の中に静を感じ、かつサウンドはアコースティックなので、嫌な気分に成る事無く最後まで楽しめます。"Phosphorescent"とは"燐光を発する"の意味ですが、まさしく暗闇でフワッと青く光っている、そんないぶし銀に通じる良盤。
■Looking into You: A Tribute to Jackson Browne
正直な所、ジャクソン・ブラウンは、その知名度に比べて圧倒的に良く知らないが、大好きなBonnie Raitt姉御がDavid Lindleyと組んだ曲が入っている、という単純な動機で購入。他にも大御所どころのカバーが23曲入りのの2枚組CD。コンピ物はともすると「やっつけ感」で安っぽい音源を集めただけになる事もあるが、そんな曲は皆無。JBが如何にリスペクトされているかがよく解るというもの。アメリカンミュージックな気分に浸りたい時にはバッチリ。
■沖縄民謡特集 吉屋物語・姑がなし
先月の結婚式二次会で「姑がなし」をリクエストされたが「良く知らないので無理」とお断りした。でも、さすがに目出度い場所で「♪あの世旅立ちゃる二人ぬ親がなし」はないですよね(苦笑)
金城実さんのCDは持ってないし特選集・名選集にも収録されていない、ということで中古盤を探して即発注。フォー・シスターズ「丘の一本松」、金城恵子さんの「白骨節」他、名人による名曲コンピ。民謡酒場に良く合いますわ。