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三線談義では、ついつい左手の動きの話になりますが、今回は右手のお話。
曲の調子を表現する「リズム」を決定づけるのが、「テンポ」、「ビート」だと思っています。 「テンポ」とは速さのこと。(すごく重要ですが別の記事にしましょうね) そしてビートとは、言葉では表現しにくいのですが、あえて言うと、「ノリ」です。 なんとなく沖縄っぽくない・・・とお悩みの(悩んでいないかもしれませんが)人は、 ぜひ右手に注目してみてください。「ビート」を作るのは、「右手」なのです。 では、「ビート」とは何か?どうすればビートが出るか? (あくまで私見です。ご意見があれば是非どうぞ) ---------------------------------------------------------------- 非常にかいつまんで説明すると、次の2点です。 (1) まずは「音の強弱」(アクセントの位置) 弱い音と強い音(アクセント音)の使い分けがビートを作ります。 (2)次に「タメ」 強調する(アクセント)音を微妙に遅らせて出すことで、躍動感を表現します。 ■アクセント 「音の強弱」を、譜面にして説明します。(音符の大きさ=音の強弱) まずは、普通の4拍子で8分音符を並べてみます。 この時点では「タタタタ|タタタタ」と強弱がありません。まだビートの無い状態。 これに「中・小・大・小~」と音の強弱をつけてみます。 すると、「チチタツ|ツツタツ」、すなわちロック調になります。 次に、これをハネてみると、「ツッツタッツ|ツッツタッツ」 これは「ブギー」と呼ばれるものです。 同じハネ系でも、ロック系の流れなんですね。 日頃から洋楽とか歌謡曲系を耳にする機会が多いせいで、 実は三線でも、こういアクセントの人が多いです。 ね、H川さん(^^;) ではどうすれば沖縄系になるかというと、 アクセントを後ろに持ってくるのです。 だいぶ沖縄の中~早弾きのリズムっぽくなってきました? そう、後ろにアクセントがくるのが沖縄のビートなのです。 ところで、皆さん、いちいちタッカタッカの「ッ」のところで左手は離さないですよね? これを譜面にしてみると、こうなります。 「タンカタンカ」。同じリズムなんですが、これでかなりいい感じになってきましたね。 (三線は余韻が少ないので「タッカタッカ」と聞こえますが、意識は「タンカタンカ」です) ■そして、伝家の宝刀「タメ」の話。 「タメ」とは、アクセントの音を、コンマ何秒遅らせて(これをタメると言う)出す事。 「タンカ」→「タン.カ」って感じですかね。 そして、その「タメ具合」をコントロールできること、これが重要。 コツとしては、ゆっくりの曲ほどタメをつくることです。 はいっ!沖縄のミドル~早弾きの「ビート」になりましたね。 (やりすぎるとイヤミですし、太鼓が入るとそちらがビートを出してくれるのであまり強調しない事) ・・・以上、かなりロック寄りな説明でしたがご理解いただけたでしょうか? ■練習方法 これって、言うのは簡単ですが、やるのは難しいですよ。 実践的なトレーニングとしては、 1) まず、テンポを崩さず、同じ間隔で弾く訓練(これが難しい) 2) 次に、アクセントを意識してつけてみる (まずは極端に。出来るようになったら、アクセント無~有を、右手でコントロール) 3) そして、タメを入れる。(これも、タメ有~無をコントロールできるように) 練習のコツは、 ・慌てない。ゆっくりと弾くこと(大抵の人は速すぎます) ・始めは意識して、自分で「タンカタンカ」と口に出して弾くこと ・体が慣れてきたら、あまり強調せずに弾く。 曲調に合わせて、「アクセント」「タメ」をコントロールできるように頑張りましょうね。 日々、少しでもいいから弾いてくださいね。(あぁ・・・自分で言ってて耳が痛い・・・)
by gonzodesign
| 2007-06-03 16:24
| 唄三線
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Comments(2)
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